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さて、今日のお話しは「スリーピース」について。

先に結論から申し上げますと、「スリーピース」とは、ジャケット・ベスト・パンツ(スラックス)がすべて同一の生地で揃えられたスーツの事です。

日本では「3つ揃え」と言われて、正統なスーツスタイルとして親しまれてきました。

シャツは下着?

スーツ発祥の地と言われるイギリスでは、「シャツは下着」と考えられていて、シャツ1枚だけでいることは御法度でした。

ジャケットを着用しないようなシーンでは、その代わりになるベストを羽織るというのがマナーだったのです。

しかし、時代と共にジャケットとパンツだけのスタイル(これをツーピースと言います)が主流になってきたため、もちろん現代ではシャツだけのスタイルも失礼ではありません。

逆に今の時代では、スリーピースのスタイルは使い方を間違えると、少し場違いな印象を与えてしまう場合もあるので、しっかりと基本をおさえて、上手に活用していきましょう。

スリーピーススタイルでは、ジャケットのボタンは留めないのが基本

スリーピーススタイルでは、ベストのボタンを留めて、ジャケットはボタンを留めないのが基本スタイルとなります。(この時、ベストの一番下のボタンは外して置くのがベターです。)

これが正式なスリーピーススタイルです。

そうするといかがでしょうか?

ジャケットのボタンを留めないと失礼にあたるようなシーンでは、スリーピーススタイルは避けた方が無難だということになりますね。

例えば、

・就職活動での面接時
・営業などで初めて先方へうかがう時

などは、ツーピーススタイルの方が無難だということになります。

じゃあどんな時にスリーピースを着ればいいの?

では、どんな時にスリーピースのスーツスタイルが合うのでしょうか?

冒頭にも書いたように、スリーピーススタイルは元々、シャツだけのスタイルにならないように考えられたスタイルです。

なので、ジャケットを脱ぐことが想定されて、シャツだけだと少しラフすぎるような印象になる場面がスリーピーススタイルに最適な場面となります。

例えば、

・結婚式(お食事の時はベストのスタイルで)
・成人式
・初夏や秋口のオフィススタイルとして

こういった場面では、ジャケットを着たり脱いだりすることが想定されるのでスリーピーススタイルが似合う場面ではないでしょうか。

特に結婚式や成人式などお祝い事の華やかなセレモニーなどには、正統なスーツスタイルとしてのスリーピーススタイルはぴったりです。(反面、お葬式などではスリーピーススタイルは避けた方が無難です。)

※着こなしのマナーは正しくても、シチュエーションによって臨機応変に対応することも粋な大人の演出かもしれません。

スリーピーススタイルはオーダーがおすすめ

前回のお話しの続きになりますが、スリーピーススタイルは特にシルエットやサイズ感が大事になってきます。

特にベストはサイズが命です。

これはしっかりと体のラインに合わせたものを選ぶのがおすすめ。

既製品ではなかなか身体のラインに合ったベストを探すのが難しいので、オーダーで作るのがおすすめです。

是非、まだご覧になっていただけてない方は、前回の記事も併せてご覧ください。

↓↓↓↓
スーツの選択肢は2つしかない?

この機会にスリーピーススタイルもいいかなぁと気になっていただいた方は、是非ルイスキャロルにご相談ください。

私達ルイスキャロルが大切にしている言葉
「Enjoy!オーダースーツ」

お仕事、就職活動、冠婚葬祭、成人式やセレモニー、プライベートでも
スーツと共に、皆様の毎日や大切な瞬間を「Enjoy」していただけるように、お役に立てればと願っています。

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